愛は死のように強く、熱情は陰府のように酷い。火花を散らして燃える炎。 大水も愛を消すことはできない。洪水もそれを押し流すことはできない。愛を支配しようと財宝などを差し出す人があれば、その人は必ずさげすまれる。

雅歌8章6~7節

この章についての考察

雅歌を、麗しい夫婦愛とか男女の愛、として見るときに聖書ではなくなります。

一人の王子が、異邦人で色の黒い女(罪人)に求婚するストーリーですが、単なる恋愛ではありません。これは、主イエスが罪人となっている者の中にある「神の子となる存在」を美しく思い、その人を花嫁にしようと心と力を注ぐストーリーです。

女も彼の熱愛に動かされますが、最後には拒否してしまいます。それは、「洗い場から上ってくる雌羊の群れ。対になってそろい、連れ合いを失ったものはない(6章6節)」が暴露します。王子に求愛された娘なる羊は、この世の愛するものから離れることが出来ませんでした。

それが、冒頭のみことばです。神であっても、人の心を自由にすることはできません。「愛がそれを望むまでは、愛を呼びさまさないと」と雅歌の中で3回も繰り返します。

聖書講解

愛が自ずと起きる時まで

2015年02月収録

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聖書講解文

「雅歌」聖書講解文は、現在準備中です。公開予定日は目下のところ未定となっていますが、準備に入り次第トップページのNEWSに詳細情報を掲載させていただきます。

聖書日課

「雅歌」は、まだ聖書日課では扱われていません。扱われ次第、アップしいていきますので、お楽しみにしていてください。

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