キリスト教プロテスタント教会 東京鵜の木教会

出エジプト記 第40章

40章33節

こうして、モーセはその仕事を終えた。

神は、民を礼拝に導くために、モーセを召しました。神は彼に語り、彼は応え、民を導き、そしてついに彼の仕事は終了しました。

レビ族に誕生した男の子は、ナイル川に流され、一人の王女が葦の中から拾い「モーセ」と命名しました。

幼子は、姉の機転で両親の元で育てられ、乳離れしてから王宮へ戻されます。成長した時、ヘブル人の血と同族への同情が殺人を犯させ、エジプトから追放されたのは40才でした。

シナイ山中腹で燃える柴に近づき、神に呼ばれ、靴を脱ぎ、ひれ伏し、信仰の杖を手に民をこの山に導くためにエジプトに下ったのは80才でした。

エジプトでは、パロ王と戦い、民の不信仰とも戦い、過ぎ越しを経てエジプトを脱出。荒野でも、忍耐の限りを尽くして民を導きました。

友よ。あなたにも仕事を終える時が来ます。それは、仕事の終了ではなく人生の完成のことです。誰の仕事が完成されるのでしょうか。それは、しもべの仕事です。しもべは、主イエスの仕事をしたからです。「永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい」(ヨハ6章27節・口語訳)。モーセこそ「主のしもべ」でした。そして、あなたも主のしもべです。

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